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中学生の頃、周りの友人は皆こぞってストレートパーマや縮毛矯正をかけていました。
私はそれを、ずっと不思議な目で見ていました。なぜなら、私はウェーブがかった髪の毛になりたくて仕方がなかったからです。
自分のストレート過ぎる髪の毛が、幼い頃から苦手でした。
漫画やアニメの主人公やヒロインは、みんなフワフワとしたロングヘア。しかし、私の髪の毛は真っ黒な重い、日本人形のような髪の毛。
今となっては、それも日本人らしくて良いということはわかりますが、当時はストレートヘアが嫌で嫌で仕方がなかったものです。
中学校を卒業してすぐに、美容院にパーマをかけに行きました。
ようやく、念願のフワフワのウェーブヘアになれたのです。

しばらくの間は、その髪型に大変満足し、一年ほどでしょうか、ずっと同じような髪型でいました。しかし、月日が経つと共に、服装や髪型の傾向も変化しますよね。
特に、高校生など、すぐに興味や関心がコロコロ変わるものです。

私も案の定、念願叶って手に入れたウェーブヘアに飽きてしまったのでした。
その当時は、外国人のモデルのような、くせ毛風のヘアにしたくてたまらなかったのです。
しかし、おそらく彼女らの髪は柔らかく猫っ毛。私の髪の毛とは正反対のものでした。
美容院に行き、「外国人のようなヘアにして欲しい」と言っても、ほとんど実現できたことはありませんでした。
髪質を変えるために、コンディショナーの使用を止め、シャンプーのみにした時もありました。寝る前に髪を乾かすこともせず、ビショビショのまま寝ていました。
ただ、髪の毛が傷んだだけで、全く効果はありませんでしたが、当時は藁にもすがる気持ちで、そのようなことに挑戦していたのでした。

大学生になっても、そのような挑戦は続いていました。
信頼できる美容師さんに出会ったため、髪の毛を無理矢理傷ませるようなことはしなくなりましたし、以前よりは理想の髪型に近づいていました。

そして、今は、一年ほど前に出会った恋人の影響で、ありのままの自分の髪型を愛せるようになったのです。彼は日本人らしいストレートヘアがタイプだというので、そうするようにしたのです。
今までしていたような服装も似合わなくなりましたが、しかし、なんだかいままでで一番シックリと自分に合っている髪型だと感じました。
結局のところ、無理矢理自分を変えようとするのではなく、コンプレックスも受け入れ、それを愛するということが重要なのだと、この年になってようやく気付いたのでした。

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